2018年度スローガン『 今、此処を踏みしめ、進む。 今、此処で見つめ、生きる。』
一般社団法人 大洗青年会議所
第34代理事長 海野 洋行
スローガン 『 今、此処を踏みしめ、進む。 今、此処で見つめ、生きる。』
- はじめに -
私たちは日々歩むそれぞれの人生の中で、幾度も様々な「岐路」を迎え、その選択の連続の中で生きています。そして、時期や動機は違えども各々に一つの「選択」をし、集い、活動をしているこの大洗青年会議所もまた、新しい岐路に差し掛かっている時期であると感じます。
団体は個の集まった生き物です。ひとつの意思を持ち、時には進化や変異を繰り返しながら動く集合体です。新たにそこへ合流した個々がその流れに半ば流されながら受け継がれてきた道をただ歩むのではなく、それを自らの足で進んで行くために、皆でまずは大きな視野を掲げ、ひとつの「今」を見つめられる組織を目指します。
めまぐるしい速さで進化し続けている技術や伝達手段により、世界はまるで手のひらの中に存在しているかの様に錯覚してしまう程、情報は私たちの生活の隅々まで十二分に浸透するようになりました。それに伴い、人と人との繋がりの形も多種多様となり、一昔前には想像ができなかった様々な利害や、価値観が生まれているのも昨今の社会ではないでしょうか。
他者との繋がりが非常に脆いと危惧される一方で、今には今の繋がりの強さがあり、良くも悪くもその強さ脆さによって成立する現代なりのコミュニケーションが存在していることも、今を生きる青少年にとって紛れもない事実であります。まずはその価値観を否定することなく、青少年たち自身の持つ社会や人との繋がりをしっかりと見つめることが大切であり、その上で、それをより良く繋げ、時には昇華させることができる場を提供するための機会となるよう、青少年育成事業について企画して参ります。
茨城県の魅力度ランキング順位はここ数年来、皆が知るところでありますが、そのような中、「茨城にはこんなにいい場所・モノがある!」という声も多く聞くことができ、実際に各メディアで取り上げられる回数も決して少なくないものになりました。ところで、自分たちの住む地域の魅力について考える時、それは内に向けた魅力でしょうか。それとも外へ向けての魅力でしょうか。
本来の理想はその両方が成り立った地域であると考えます。
大洗やこの近隣は海を目の前にしつつも拓けた自然の立地を持ち、大洗磯前神社などを始めとする伝統に豊かな地域であります。昔から息づいた営みを大切に守りながら、新しい世界に拓けた地域となるために、自身の住む地域や伝統を客観視し、掘り下げ、地域の人々自らの力で盛り上げていくことで、この地域の持つ魅力をより魅力的に外へ発信する力に繋げられるよう、地域活性化の事業に励みます。
- 会員拡大について -
数が全てではありませんが人財が集まることは単純に力となります。その力の元となる、多くの人々に私たちの活動に賛同して頂くためには、今の時代やそこで求められていることを今一度しっかりと見つめ直し、自分たちが正直に胸を張って行けるような活動をし続ける必要があると思います。もし同じ道を進む決意をする人財が現れた時は、その輪と縁を大事に繋げられるよう、臨みます。
いつの時代であっても、私たち青年を取り囲む環境は、その時に合わせて留まることなく動き続けているものであります。その寄せられる波の中で、私たちに求められているものや、私たち自身が求めるものにどうアプローチしていくかといった問いに対し、限られた時間で答えを導き出すというのは非常に難しい事かもしれません。しかし今、各々この場所に立ち、その目に見える景色があるはずです。それが偏(ひとえ)に明るく温かなものとなるよう、そして自らが信じた道を私たちらしく歩んでいけるよう、まずは34年目の一歩を踏み出して参ります。